配当金って何?徹底解説!

今日は、株式投資で安定収入を得られる「配当金」について、初心者向けに分かりやすく解説します。

1. 配当金って何?もらえるの?

A. 会社の利益の一部を株主に還元するお金です。

株式会社は、利益を上げた時に株主にその一部を配当金として分配します。これは、会社にお金を投資してくれた株主への「ありがとう」の気持ちです。

必ずもらえるわけではありません。

  • 赤字だった場合は配当金は出ません。
  • 会社が将来の成長のために利益を内部留保する場合もあります。

2. 配当金のメリット

メリット1:安定収入を得られる

配当金は、会社が利益を上げている限り、定期的に受け取ることができます。毎月、あるいは年に数回、決まった金額が口座に振り込まれるので、安定収入として期待できます。

メリット2:再投資で資産形成を加速

受け取った配当金を再投資することで、複利効果により資産形成を加速させることができます。

具体的な例:

1株1,000円で100株を購入し、1株あたり40円の配当金を受け取った場合、4,000円を受け取ることができます。この4,000円でさらに1株購入すれば、101株となり、次期以降の配当金は4,040円になります。

メリット3:企業分析の指標になる

配当金の支払い状況は、企業の財務状況や経営の安定性を判断する指標の一つになります。

3. 配当金のデメリット

デメリット1:株価下落のリスク

配当金が高いからといって、必ずしも良い投資とは限りません。業績悪化などで株価が下落すれば、投資元本を割ってしまう可能性もあります。

デメリット2:税金がかかる

配当金には約20%の税金がかかります。

4. 高配当株の選び方

ポイント1:業績が安定していること

業績が安定している企業は、将来も配当金を継続的に支払える可能性が高いです。

ポイント2:配当性向が適切であること

配当性向とは、利益のうち配当金に回す割合です。配当性向が100%を超えると、将来の配当金減額のリスクが高まります。

ポイント3:株価水準が割安であること

株価が割安な銘柄を選ぶことで、配当利回りを高めることができます。

具体的な例:

KDDIは、業績が安定しており、配当性向も適切な高配当株として知られています。2024年3月期の配当金は1株あたり85円で、配当利回りは約4%です。

5. まとめ

配当金は、株式投資の醍醐味の一つです。しかし、配当金だけに目がくらむのではなく、企業の財務状況や株価水準なども考慮して、慎重に銘柄を選定することが重要です。

配当金利回りが高い企業は魅力的に見えますが、利回りが6%以上を超えていたら注意が必要です。企業の決算等を見て財務状態が正常かどうか確認しましょう!

6. よくある質問

Q. 配当金はいつもらえる?

A. 多くの場合、決算の2~3ヶ月後に支払われます。

Q. 配当金はどの証券会社でも同じ?

A. はい、同じです。

Q. 配当金はいくらからもらえる?

A. 1株あたり数円から数十円程度です。

7. コメント

何か質問があれば、お気軽にコメント欄に書き込んでください。

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